単純なオタクのおはなし

純粋にただ推し事したい。まっさらな心でいたいオタク。

ついに初めてヘタミュを観劇した話~12/17感想・ネタバレあり~

物販会場に着いたのは14時前だった。

開始は15時からだったので列を作っていたもののスタッフの指示で

解散し、14時40分ごろに再び会場へ向かった。

スタッフが列を作ったのは列の最後尾にいた人から、

つまり15時ピッタリに着いた人たちが列の先頭になったので、

時間はちゃんと守ることをおすすめします。

 

 

東京は整理券みたいですね…!

 

 

で。

 

 


ついにきました

ヘタリア〜The world is wonderful 〜」

 




 

今まで画面の中でしか感じられなかったヘタミュを自分の目で見た時。

一体どうなるんだろうと思った。

 

 

号泣する??

 

感動で興奮する??

 

 

パンフレットを読むフリをしていたが心臓がバクバクで

足が宙に浮いているみたいだった。

 

 

ウラから「パースターーー!!!!」が聞こえた。

生パスタだ。

 

 

 

いよいよ幕が開ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間、頭が真っ白になった。

 

 

 

 

 

 

もちろん少し泣いた。ヘタライのOPが流れたから。

 

 

 

そして日本さんの言うとおりグレイテストなショーが始まった。

 

 

あれ??でも何だろう。

 

 

私は劇団四季でも観てるのか??

 

 

確かにヘタミュだ。

懐かしい人たちがいる。

 

 

でも、なんだろう…

 

 

前回のものと明らかに何かが違った。

 

 

ダンス??歌唱力???

 

それもあるかもしれないけど、

 

醸し出しているオーラが明らかに違った。

 

何なんだろうあれ?良い意味でヘタミュじゃない。

 

そんなことが一気に頭に押し寄せ、

しばらく放心状態が続いた。

 

 

 

 

 

※雰囲気や大まかなストーリーのレポやネタバレはしますが、

アドリブはほぼ忘れてしまったのでご了承ください。

 

 

 

イタリア(長江崚行

主人公。もちろん主人公なんだけど今回はイタちゃんとロマちゃんのお話。

イタちゃんが大切な人たちのために走り回ります。

イタちゃんは兄ちゃんが大好きで、「一緒になろう」と提案しますが

ロマちゃんは渋る…なんで?嫌なの?!っていう展開。

 

あのねーーーーーー

くるん兄弟が可愛すぎるんよ!!!!!!!!

何といってもイタちゃんが泣いてるのを見てロマちゃんもつられて泣いちゃうシーン。

GW,NWと続くにつれ原作よりもシリアスなイタちゃんが多かったりするんだけど、

完全にあそこは幼い子供だった。

イタちゃんが「悲しい時でも兄ちゃんは一緒に泣いてくれた」っていう

解釈してるのも可愛い。本当に兄ちゃんのことが大好きなんだね。

あとイタちゃんの大好きなところが、敵味方関係なく

相手のことを心配してるんですよね。

普墺戦争プロイセンが勝ったおかげでイタリア統一に近づいたので、

いわばオーストリアは敵、やっと支配から解放されたーみたいな存在。

でも原作でもイタちゃんはオーストリアさんのこと今でも大好きだし、

ヘタミュでもオーストリアさんのこと心配して白旗振ったげたり泣きついたり…

かと思えばプロイセンのことも心配で追っかけて…

みんなが無事でいることが分かると、「よかったあああああーー」って

泣いて…

だからイタちゃんとかつては敵だった国も、そこまで嫌いじゃない…みたいな

表現になるんだなーと思いました。

19日昼公演の配信の「会いたかったよーー!!!」は泣きました。

 

 

 

日本(植田圭輔

今回のヘタミュで一番最初にセリフを喋る人。

イタリア統一とは直接関係の無い国ですが、ちゃんとお話に絡んできます。

世界運動会のように国を紹介する場面、配信ではあまり映ってないですが、

国が出てくるたびにそれぞれのプラカードを掲げてくれてます。

で!!個人的に好きなのがOP?の間奏のダンスですね!

あんなにダンスキレキレだったっけ今まで…

見せ場ですよねあそこは。相変わらず日本特有の可憐さ優雅さも健在で。

私にとっては植田さんは2.5次元界のレジェンドだと思ってるので、

「わーあの植田さんを生で観れたーー」とかいうにわかみたいなこと思って

テンション上がってました。

 

 

 

イギリス(廣瀬大介

も、戻ってきてくれた……!!!!!!

今は声優として頑張ってる廣瀬さんが!!!!!

ヘタミュに!!!!戻ってきてくれたーーーーー!!!!

ある方のレポで、公演の休憩中にロビーで廣瀬さんのファンが

感動のあまり泣いちゃってた…っていうの見て、

ああ、ファンの皆さんは本当に彼を望んでいたんだな、戻ってきてくれて

よかったなって思いました。

「独立なんて許しませんの歌  featuringイギリス」最高でしたね。

前奏でエレキ弾きながらドラムもやってて笑った。

最後にハイトーンの雄叫びがあってかっこいいです。

あと、エンディングの日替わりコーナーでイギリスが当てられた時、

原作のセリフ言ったんですよ。「紅茶を飲むと紳士的で穏やかな気分になるなあ」のやつ。そういうとこだぞ廣瀬~~~~~!!!ってなりました。

ああいう原作リスペクトな姿勢大好きなので感激でした。

 

 

アメリカ(磯貝龍乎)

彼はいつも通りでした。アドリブ満載の尺取じじい。

OPは言った通りグレイテストなショーから始まりましたが、

磯貝さんのあの衣装とシルクハット姿がもう最高で…

背が高い彼だから似合うんでしょうね。めっちゃかっこいい。

SWの「American hero」のアレンジが聴けるぞ!

確かにアドリブ尺取じじいだけど、今回はあのアイテムが出てくる。

そう!ピストル!!彼がピストルを向けると本当に撃つんじゃないかっていう

恐怖感がある。あんなに面白いのにいきなり低い声でブラックアメリカ出してくるの

本当にズルい。あと、物語の終盤に言うセリフが悲しい。

アメリカは今や本当にNo.1の国、頂点の国。

あんなにイタちゃんが憧れてた位置にいるけど、

そこから見る景色は果たして良いことばかりだろうか。

明るく振舞ってるアメリカだけど、背負ってるものも大きいんだと思った。

 

 

 

フランス(寿里)

今までは磯貝さんと同じくアドリブ尺取じじいなわけですが、

今回はまさかのブラックなフランス満載。

ヘタライではギャグに使われてたハイパーお兄さんの時間停止も、

まさかなことに使われたりする。でもイギリスへの対応は忘れない。

物語の中でまさかの発言するんですよね。イタちゃんに。

多分お客さんにもガツーーンってきたセリフ。私はきた。

「そもそもイタリアはローマ帝国の子孫じゃないっつーの」

この「っつーの」の言い方よ……!!ここにブラックフランスのすべてが

詰まってる。本当に寿里さん上手い。

最後はイギリスのあの料理で負けてしまうというギャグ展開ですが、

ギャグを挟まないとしんどいくらい。

パワーアップした寿里さんの美しさがその冷酷さを引き立ててた。

 

 

 

 

ロシア(山沖勇輝

コルコルコルコルコ~ル

極寒列車がやってくるーー♪の歌が頭から離れない。

今回も寒いギャグ連発で時々マジで事故っちゃうんですが、

何といっても極寒列車の歌!

前半は歌わずダンスだけで魅せるのがいい!

歩き方や手の動かし方までもうすごくて色気ダダ漏れ

激しい動きもできるしバレエのような華麗な動きもできて…

おっきーさんの本領発揮ですね!

OPとかでドセンター任されてたのも納得。

あとロシアンルーレットで本気でキャストが嫌がってるの笑う。

 

 

 

中国(杉江大志)

NWの時みたいな位置で度々登場してた中国さん。

あの扇も健在!杉江くんの扇さばきが大好きなんですよね。

歌も前回よりもめちゃくちゃ安定しててびっくり。(偉そうにすみません…)

物語の中で大好きな場面があって、

中国「弟は兄のことなんて…」

日本「いいえ、そんなことないと思います。

   弟は兄のことをいつまでも気にかけています」

中国「その言葉、都合よく解釈してもいいあるか…?」

 

っていうセリフ(うるおぼえ)があって…!!!

ヘタミュの中国は弟思いですごく好きです。

弟相談所とかいう杉江くんのアドリブコーナーも面白いんですけど!

日本と絡んでる時の杉江くんの表情が優しくて優しくて泣

また中国や日本メインのお話が見たいです…!!

 

 

プロイセン(高本学)

一番びっくりしたのが学くん。

最初は誰が喋ってるか分かんなかった。

あのアドリブよわよわの学くんは何処へ…???

これが成長っていうんだな…

ヘタライまでの学くんしか知らなかったので本当にびっくりした。

今まで経験積んできたんだなあ。

まずおじさんたちがアドリブ吹っ掛けてきてもプロイセンとして対応してる。

そしてそのアドリブをロシアにふる。すごい…!

歌もめっちゃ安定してて、喋り方もニヒルプロイセンな感じに変わってた。

(あの頃の学くん懐かしいなーって思う方はミクチャのクリスマスメッセージを観てね!)

あとねー…今回のもう一人の主人公はプーちゃんですね。

普領の方は心して観た方がいい。

私は頭が単純なので深い考察はできませんが…

とにかく顔がいい!!!かっこいい!!!!です!!!!!!

観てみたら分かります!!!!

 

 

スペイン(山田ジェームズ武)

スタイルが良すぎた。顔が彫刻みたいだった。

あの衣装めっちゃくちゃ似合ってる!

ジェームズさんて普段の姿がなかなかの陽キャっていうか、

ハーフ顔が相まってイケイケギラギラな感じがするんだけど、

親分になると途端に可愛くなってピュアになるのは何でだろう?

っていうか普段のジェームズさんがもうそんな感じなのか??そんな気がする。

ロマーノのことが大事で大好きで、あの笑顔でロマーノを見守ってくれてる。

配信の時のさ、最後イタちゃんとロマーノが抱き合うシーンでさ、

親分の顔が抜かれててさっ…!!その時の親分の顔がもう嬉しくて泣きそうな、

すっっごく良い顔してたんですよね…その表情で泣きそうになりました。

こういうジェームズさんの表情で泣かされること結構あるよね…

 

 

 

ロマーノ樋口裕太

今回初めて知った俳優さんです。

調べてみたらお父様は有名な方なんですね~。それ故に思うことも

色々とあるのかなー、役者頑張ってるんだなあ~。っていう印象。

ていうかSWの時からロマーノいたよね?ってくらい馴染んでた!(笑)

樋口くんとロマーノの相性もバッチリだし歌もダンスもすごく

上手な人だったんですねーー!

かっこいいとこはもちろん、イタちゃんと一緒に泣いちゃうところも

ほんっとに可愛いんだよー!(2回目)母性本能でまくったよね。

あとさ、今回のヘタミュってもう既に出来上がってるというか、元から出来てるものの中に入るのってアレだなって思うんです。

それはNWの学くんにも言えるけど。だからほんとねー、ヘタミュに出てくれて

ありがとうって言いたいです。もうあなたはレギュラーメンバーだよ!!

 

 

 

オーストリア(ROU)

私の推し。大好きな推し!!ヘタライの後はずっと音楽活動に専念してたけど、

俳優の世界に、ヘタミュに戻ってきてくれた私の推し!!!

歌はもちろん上手いんだけど、今回は今までで一番出番があったので

オーストリアさんの、ROUさんの色んな表情が見れてよかった。

ブツブツ言いながら下手へはける、お尻ペンペンもあったー!!

イギリスやプロイセンとの歌もさ、今まで無かったロックな激しい曲調で

すっごく良い!

イタちゃんとの関係も深く描かれてて嬉しい。普段イタちゃんを踏んずけてる

オーストリアさんだけど、独立を反対したのは支配してる国としての気持ちと、

”神聖ローマのように消えて欲しくない”っていうイタちゃんを想う気持ちもきっとある…。いざイタちゃんに危険が及びそうになると「逃げなさい」と。

そして逃げなかったイタちゃんを1度は突き放すも、泣きじゃくるイタちゃんに優しく

「お馬鹿さん…」

……このシーンのあと、しばらく話が頭に入ってきませんでした。

こんなのズルいですよね。

 

 

でね、これはほかのファンの方も仰ってたんですけど、

ROUさんってあれからずっと音楽に専念していて、SNSはあくまでも宣伝用、

SNS自体あまり更新しないし今回のヘタミュに関してはほぼ宣伝はしないし

写真あげないし……え?なんで?って思うじゃないですか。

でもそれはシンガーソングライターと俳優の区別をつけたいからとかそんな理由ではあると思うんですけど、

ROUさんがヘタミュのことをどう思ってるか、よく見えなかったんですよね。

でも、歌や演技を見て思いました。

ROUさん、ヘタミュ大好きやん……!!!!!!

オーストリアさん好きやん!!!!そして演技も大好きやん……!!!!!

苦手であろうアドリブもちょいちょい入れてくれたりしてたし。

ヘタミュが終わったらまた俳優としてのROUさんはしばらく見れないかもしれないけど、これでROUさんの気持ちが分かった気がするからいいのだ。ROUさんの作る音楽もこれからもっと愛していくよ!!

 

 

 

 

 

 

そして、ドイツ。

ドイツもいたよ。

OPのあの演出で涙が出たよ。

 

 

 

 

っていうか終演後のアナウンスしたんか!!!(笑)

 

 

 

 

 

 

 

物語の最後の曲は、どうか歌詞に注目して聴いてほしい。

 

 

あんな悲しいお別れがあった。

また会おうって言ってもこれでさよならなんだって思ってた。

みんなで再会することなんて無理だと思ってた。

 

 

これは、イタリアとロマーノ

 

 

 

 

そしてヘタミュと私たちの

 

 

 

再会の物語。

 

 

 

 

 

 

最後に言わせて

 

 

 

 

 

 

 

 

おかえり!!!!!!!!!










#ヘタミュWW

#ヘタミュ